
こんにちは!T's Lab おおわだ研究所です。
以前、「勉強は量より質が大切」というお話をしました。
今回は、私自身の経験から、その大切さをより実感したエピソードをご紹介しようと思います。
私が通っていた高校では、毎朝小テストがありました。
曜日ごとに科目が決まっていて、まずはそのテストから1日がスタートします。
授業は8限まであり、そのあとは朝のテストが合格点に届いていなければ満点になるまで再テストをするという仕組みでした。
当然、毎日翌日の小テストの勉強をして、次の日の授業の予習や課題をして…
今振り返っても、かなりハードスケジュールだったと思います。
ただ、不思議と「テスト前だけ徹夜して勉強する」というようなことはほとんどありませんでした。
思えば、毎日少しずつ勉強する習慣が自然と身についていたこと、
そして毎日理解度を確認される仕組みがあったことで、気づかないうちに定着が進んでいたのだと思います。
ちなみに、現在そのコースはカリキュラムが見直され、当時ほど厳しくはなくなっているそうです。
それでも、合格実績はむしろ上がっていると聞きました。
これはやはり、「とにかく量をこなす」という時代から、
「質の高い学びをどう作り上げていくか」が重視される時代へと変わってきた証拠だと思います。
勉強は、時間を増やしただけでは伸びません。
どれだけ質の高い学習を日々コツコツ積み重ねられるか。
その仕組み作りがとても大切です。
T's Labでも日々の学びが深く定着するよう、
理解を広げる指導と継続しやすい環境づくりを今後も大切にしていきます。
そしてもうひとつ。
高校時代のあの学習スタイルについて今振り返れば正解の方法だったとは思っていません。
ただ、毎日努力する習慣や学び続ける姿勢は、間違いなく今の私をつくってくれたと感じています。
だからこそみなさんにも「自分の力になる学び方」を一緒に見つけていってほしいと思います。