
最近テストの目標点を決めるときに生徒からよく言われることがあります。
「達成できなかったらテンション下がるから、目標点は低い点数にしよう」
これを言う子が本当にここ近年増えてきているような気がします。
いわゆる「失敗したくない子」ですよね。
誰かが言ってましたが、今の子はゲームが身近にあって、失敗したら簡単にリセットできる。
だからリセットのできない現実世界では失敗を恐れてしまう。らしいです。
気持ちはめちゃくちゃわかりますよ。
がんばったのに目標点に届かなかったら、テンション下がりますし、
次やりたくない気持ちが出てくる…私も経験済みです!
でも、目標点は「がんばったら届く点数」に設定するべきなんですよね。
低い点数を設定して確実に達成することは、達成感というより、
よかった…という安心感が得られます。
これは成長としては幅が小さくなってしまいます。
(ほぼ現状維持と言ってもいいかもしれません)
逆に頑張れば届くそのぎりぎりのラインに挑戦するからこそ、
日々の勉強に気合が入ったり、新しいやり方を試したり、
あせったり、不安になったり…それらすべてが自分の可能性を広げる種になります。
(ちょっとしたネガティブな感情は耐性をつくることができます)
もし目標点に届かなかったとしても、次の作戦を立てる大事なヒントになります。
むしろ、子どものうちに、そういう経験をしておくことが、後々の大きな成長につながります。
大事なのは失敗を「ダメなこと」ではなく、「次への改善」として受け取ることです。
君たちのまわりの大人たちも何度も失敗してきてるんです。
思考のクセはついてしまうと厄介です。
キミたちは本当は強いんです。
勉強は失敗してなんぼです。
忍耐力を鍛えると言ってもいいかもしれません。
そして、目標点に向かって挑戦していく過程で確実に力はついています。
私たちは君たちの可能性を信じています。
そして、その可能性を発揮できるように日々指導していきます。
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