
こんにちは!T's Lab おおわだ研究所です。
先日、ふとした時に高校生の生徒が「中学に戻りたい。今戻ったらもっとちゃんと勉強するのに」とぼそっと呟いていました。
中学生のときからコツコツ頑張っている生徒ですが、
それでも高3になって受験が目の前に迫ってくると“あの時もっと自分に向き合えていたら、今見えてる景色は違ったかもしれない”と感じる瞬間があるようです。
この言葉を聞いて、改めて「“今”の過ごし方が“未来の自分”を作るんだな」と強く思いました。
中学3年生を見ていると、
志望校が決まっているのになんとなく毎日を過ごしている子や、志望校に迷っていて勉強に身が入らない子などさまざまな状況があります。
ただ、どんな立場であっても共通して伝えたいことがあります。
「今頑張らなくていつ頑張るのか」ということです。
学校の懇談で、
「行きたい学校は今のままでは難しいと言われた。」
「あと〇〇点上げないと厳しいと言われた。」
そんな声を多く耳にします。
そう言われて志望校を落とすのもひとつです。
しかし、そこが本当に自分が行きたい学校なのであれば、それなりの努力をする必要があります。
届かないからと諦めてしまうのは、まだ本気を出していない段階で自分の道を閉ざしてしまうことと同じです。
やり切ってから悔しがるのと、やらずに後悔するのとでは後味が全く違います。
志望校が決まっている人は。自分が決めた目標に向かって全力で頑張る。それしかできることはありません。
目標が決まらず何も身に入らない人は、まずは少しでも勉強に向かうところから始めてみてください。
動くことで見えてくる景色は必ずありますし、学力を上げていくことで選べる道も増えてきます。
今の自分の行動が未来の自分を作っていきます。
未来の自分が満足しているか、「戻りたい」と感じてしまうのかを決めるのは、“今”の小さな積み重ねです。
中学の頃から頑張っていた高3の子ですらそう感じるのですから、今の時間がどれだけ大切かがよくわかると思います。
「やっておいてよかった」は言える日は必ず来ますが、「やらなくてよかった」と思うことは絶対にありません。
だからこそ、一日一日を丁寧に積み重ねてほしいです。
入試当日まで、時間は止まることなく進み続けます。
未来の自分が胸を張れるように、今日の自分を少しずつ変えてみてください。