点数は上がっているけど、もっとできたと思ったときの話。 | 駅チカで通いやすく、カフェのように落ち着いた空間で伸び伸びと学習できる西淀川区の個別指導塾です。

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点数は上がっているけど、もっとできたと思ったときの話。

今回は正直な気持ちを書いていきます。

日記みたいな感じなので気楽に読んでいただければ幸いです。

 

勉強を教えていてよく感じることがあります。

「点数は確かに上がっているけど、本人も周りも『もっとできたはず』と評価してしまう瞬間です。

 

例えば、前回より20点アップした子がいたとします。

本来なら大きな成長です。

でも、返却されたテストを見て、本人がちょっと悔しそうに

「ここ取れてたらもっと良かったのに…」と言うことがあります。

こちらからしても「確かに、もう少しできたかも」と思ってしまう場面があります。

 

成長した事実は間違いなくあります。

でも期待値が上がると、成長より「取りこぼし」に目が向いてしまいます。

 

これってテストだけでなく、人の評価ではよく起きる現象です。

(やって当たり前、+α何ができるのかが評価されたり…)

 

だからこそ、子どもたちと向き合う時に難しいのが、

「どこまで褒めて、どこから課題を伝えるか」のバランスです。

 

伸びているところをしっかり認めたい。

でも同時に、改善点を伝えないと次につながらない。

この葛藤は、日々指導していると避けては通れません。

 

ただ、一つだけ大事にしていることがあります。

「評価は『結果』だけでなく『前回からの変化』で見る」と言うことです。

今回の点数は、その子の努力や勉強の仕方がどんなふうに変わったかの「ひとつの証拠」であって、

それ以上でも以下でもない。

 

だから、たとえまだ伸びしろがあったとしても、前回より一歩進んでいるのであれば、

それは間違いなく価値のある成長です。

 

そして、その成長を認めてもらえた子は、次の改善点も素直に受け止められると思っています。

逆に、いきなり足りない部分だけ言われてもいやですよね。

 

点数の評価は「現在地の確認」

でも成長の評価は「未来への応援!」。

 

これからも、この二つの丁寧に見分けながら子どもたちと関わっていきます。

 

 

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