
今回は正直な気持ちを書いていきます。
日記みたいな感じなので気楽に読んでいただければ幸いです。
勉強を教えていてよく感じることがあります。
「点数は確かに上がっているけど、本人も周りも『もっとできたはず』と評価してしまう瞬間です。
例えば、前回より20点アップした子がいたとします。
本来なら大きな成長です。
でも、返却されたテストを見て、本人がちょっと悔しそうに
「ここ取れてたらもっと良かったのに…」と言うことがあります。
こちらからしても「確かに、もう少しできたかも」と思ってしまう場面があります。
成長した事実は間違いなくあります。
でも期待値が上がると、成長より「取りこぼし」に目が向いてしまいます。
これってテストだけでなく、人の評価ではよく起きる現象です。
(やって当たり前、+α何ができるのかが評価されたり…)
だからこそ、子どもたちと向き合う時に難しいのが、
「どこまで褒めて、どこから課題を伝えるか」のバランスです。
伸びているところをしっかり認めたい。
でも同時に、改善点を伝えないと次につながらない。
この葛藤は、日々指導していると避けては通れません。
ただ、一つだけ大事にしていることがあります。
「評価は『結果』だけでなく『前回からの変化』で見る」と言うことです。
今回の点数は、その子の努力や勉強の仕方がどんなふうに変わったかの「ひとつの証拠」であって、
それ以上でも以下でもない。
だから、たとえまだ伸びしろがあったとしても、前回より一歩進んでいるのであれば、
それは間違いなく価値のある成長です。
そして、その成長を認めてもらえた子は、次の改善点も素直に受け止められると思っています。
逆に、いきなり足りない部分だけ言われてもいやですよね。
点数の評価は「現在地の確認」
でも成長の評価は「未来への応援!」。
これからも、この二つの丁寧に見分けながら子どもたちと関わっていきます。
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