先日、妻からこんなことを言われました。
「ママ友が言ってたんだけど、あなたのことをいつも愛想よく話してくれるから助かる」と。
ママ友本人から直接聞いたわけではないのですが、
妻を通じて聞いた瞬間に、ちょっと心が穏やかになりました。
そして、不思議と「またその方に会ったら愛想よくしゃべろう」とか、
「他の人にも同じように接していこう」と前向きな気持ちになったのです。
で、なぜそんな前向きになれたのかと考えてみました。
一つは、「ほめられた」からです。
やっぱ、ほめられるとうれしいですよね。
ほめられるとうれしくなり、「もっと頑張ろう」と思えます。
でも、実はこの「ほめられた」以上に大きかったのは、「間接的に伝わった」ていう点でした。
直接「ありがとう」と言われるのもうれしいですが、
第三者を通じて、「○○さんがそう言ってたよ」と聞くと、
不思議と説得力が増し、心に深く残ります。
「自分がいないところでそう言ってくれてたんだ」と思うと、
信頼感や喜びが倍増するのだと思います。
これは子どもたちにも通じることです。
例えば、先生から「お母さんが最近よく頑張ってるねって言ってたよ」と伝えると、
子どもは「そうなんだ!」とうれしくなります。
直接ほめられるよりも、むしろ心に残るかもしれません。
自分がいない場所でも認められている、という事実が大きな力になるからです。
今回の出来事で私は、「言葉の力」とともに「伝え方の力」を強く感じました。
人は間接的に評価や感謝を伝えられると、それがより自然に心に響き、
次の行動につながる。
子どもたちへの指導も、こうした効果的な伝え方を意識しながら、
前向きな気持ちを引き出していきたいと思います。
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