本日は「まさに算数は積みかさねの科目だ」という話をしていきます。
先日、小1~中3までの算数の系統表を眺めていて、
改めて、よくできてるなぁと感じました。
系統表とは各学年で習う単元が、どの単元と関連しているか矢印などでつなげていっている表なのです。
改めてみると、見事に前学年で習った単元の応用が、次学年で出てくることがわかります。
本日は、計算系を中心にどれだけつながっているかをお伝えしていきます。
大きい数でいうと、
小2…1万まで
小3…1億まで
小4…1兆まで
とこの時点で繋がっていますよね。
整数の足し算引き算では、
小2…3桁
小3…4桁
が出てきます。
整数のかけ算でいくと、
小2…九九
小3…3桁×1桁、2桁×2桁
小4…3桁以上×2桁以上
こんな感じなんです。
桁に関してはどっかの学年で一気にいくのかなと思っていたのですが、
桁によって学年が違うんですね。おもしろい。
小数の計算では小3から本格的に出てきまして、
小3…小数第一位までの足し算引き算
小4…小数第一位以下同士の足し算引き算、小数×÷整数
小5…小数×÷小数
分数では、
小3…簡単な分数の足し算引き算
小4…分母が同じ数の分数の足し算引き算(帯分数や仮分数あり)
小5…通分・約分が必要な足し算引き算(帯分数や仮分数あり)
小6…分数のかけ算わり算
細かく言えばもっとあるのですが、とりあえずこの辺で。
どうでしょうか。
めちゃくちゃつながってません!?
しかも、簡単な言葉で言うと「徐々に難しくなってます」よね。
「算数は積みかさねの科目だから、つまずくとそこからついていけなくなる」と言われる理由がわかります。
本日は、算数はつながっている!そんな話でした。
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