本日は「意外と多い、間違えてるのに〇をしてしまう子たち」という話をします。
先日のブログで「やった」と「できる」は違うという話をしましたが、
その話にも通じるものかもしれません。
夏期講習で授業をたくさんしていると、
生徒が自分で〇付けをすると、間違えているのに〇をつけちゃう子が意外と多いことに気づきます。
漢字で一本線が足りてないのに「まぁ合ってるでしょ」と〇したり、
算数で小数点の位置を間違えているのに気づいてなかったり、
英語の並び替えで順番が逆なのに〇をつけてしまったり…
パッと見て「だいたい合ってるからOK」みたいに思っているのかもしれませんが、
この習慣はとても危険です。
「間違えたまま覚える」という身の毛もよだつ最も怖いパターンにハマってしまいます。
(夏恒例の怖い話です)
さらにやっかいなことは、自分の中で正解になっている答えを修正することがめちゃくちゃ大変なことです。
(小学生高学年で「貝」を「具」と何回も書いている子もいました)
(もう「かい」は「具」で定着してしまってたんですね)
(修正するのに意外と時間がかかりました)
テストで「これでOK」と自信満々で書いて間違える…
そんな未来が見えてしまいます。
勉強は何度も言いますが「やった」より「できるようになる」が大事です。
〇付けはそのチェックポイントです。
甘くつけると、自分の間違いに気づくチャンスを見逃しているのと同じです。
なので、生徒に〇付けをしてもらった後、講師たちがもう一度確認します。
そこで、間違えて〇していたり甘くつけていたりすると、「ここはこう間違えているよ」と具体的に伝えます。
さらに、生徒ごとに「漢字を正確に見て〇付けしてや」とか、「小数点の位置気を付けてみてね」とか、
「語順間違えているのに〇してるときあるからじっくり見てね」とか
どこを見て判断すればいいのかを伝えて、正しく〇付けができるようにしています。
これも何度も言ってますが、間違えることは恥ずかしいことではありません。
むしろ伸びるサインです!
なので、間違いをちゃんと見つけて直せる子は強い!
〇付けは作業ではなく、学力を伸ばす大事なステップだということをこれからも伝えていきます。
そんな個別指導塾T’sLabに興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
個別指導塾
T’sLab
つかもと研究所・おおわだ研究所