本日は「勉強と将来の選択肢」について書いていきます。
私が広告代理店で営業していたとき、売上目標がありました。
なかなか成果が出ないときに当時の上司からよく言われていたことがあります。
「売上を取りにいこうと行動してても結果は出ない。相手のことを考えて行動していたら自然と売上はついてくる」と。
初めから「売上がほしい」と思って行動するのではなく、
相手のことを喜ばせたり、役に立つことに力を注いでいれば、結果として信頼が生まれ、
仕事が広がり、報酬は後からついてくるという考え方です。
これは実は勉強でもよく似ています。
子どもたちがよく「この勉強、将来役立つの?」と聞いてきます。
確かに、関数や√の計算、国語の読解など大人になって直接的に使う場面は少ないかもしれません。
でも、やっぱり「役に立つかどうか」だけではないんですよね。
そう考えて動くよりも、
「今できることに一生懸命に取り組む」ことの方がめちゃくちゃ大事なんです。
その努力の積み重ねが、思いがけない形で将来の可能性を広げてくれます。
目の前のテスト勉強を真剣にやっていれば、テストの点数は伸びるでしょう。
(真剣にやることですよ)
テストの点数が伸びれば、当然成績が上がり、そうすると志望校の選択肢が増えます。
志望校が広がれば、出会える先生や友だちも変わります。
その人たちや環境が将来の仕事や人生に影響を与えてくれるかもしれません。
これが私の上司の言葉「売上は後からついてくる」のと同じで、結果は後からついてくるのです。
大事なのは、「将来役に立つために勉強する」というより、「目の前の勉強に本気で取り組む」ことです。
そうすれば、自分でも想像できないような未来が待っています。
勉強はその未来への扉を開けるカギを少しづつ集めているようなものです。
目の前の課題に全力で向き合うことが、結局は自分の未来を一番大きく広げる近道なのです。
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