息子のことをブログに書きだして1年が経とうとしてる今日この頃です。
生徒たちの授業をみていると一人ひとり間違え方が違うことがわかります。
そういうのを見るとやっぱり個別指導は必要だなと思わされます。
もっというと個別指導だったらいいわけではなく、講師が生徒がどこでどう間違えたかを見つけ出し
最適な指導をすることがとっても重要だとしみじみと感じます。
生徒にとっては間違えることは嫌なことかもしれません。
でも、間違えることで学習の状況や理解度が把握できます。
把握できてはじめて最適な指導が可能です。
体の具合の悪いところを一つ一つ確認し、一つ一つ治していくイメージです。
(例えが悪かったらすみません…)
例えば、Aくん、Bくん、Cさんがいます。
同じ問題を解いてもらった時のそれぞれの途中式と答えです。
Aくん Bくん Cさん
3-(-0.42)×0.5 3-(-0.42)×0.5 3-(-0.42)×0.5
=3-(-2.1) =3-(+0.21) =3-(-0.21)
=3+2.1 =3+(-0.21) =3-0.21
=5.1 =2.79 =2.79
ちなみに、正解がこちらです。
(正解)
3-(-0.42)×0.5
=3-(-0.21)
=3+0.21
=3.21
この3人の間違え方が違います。
なので、解説や対策もおのずと3人とも変わります。
Aくんは小数の計算を間違えています。
小数の計算の解き方の確認や、場合によっては分数の計算も見直す必要があります。
Bくんは正負の掛け算を間違えています。
-×+(マイナス×マイナス)を+で計算を進めています。
もう一度政府の掛け算を見直したり、「-×+は-やで」で終わるのではなく、
「-×-は?」とか「じゃあ-×-×-は?」などの確認も必要かもしれません。
Cさんは正負の引き算で間違えています。
引き算のときは足し算に変えて後ろの符号が変わるのですが、符号がそのままです。
正負の足し算引き算の確認が必要で、(-3)-(-4)みたいなものだけでなく、
-3-4のように()がない場合なども見直した方がいいかもしれません。
細かいことを言っていますが、生徒がこんがらがってはいけませんので、
生徒の理解度を見ながら最適な解決方法を探っていきます。
(一気に説明だけしても自分で解けるとは限りません)
個別指導と講師の質は非常に重要だと改めて感じた今日この頃です。
個別指導塾T's Labつかもと研究所
室長